Tokyo, Nishiazabu

皿の向こうに、
料理人の人生が見える。

ミシュランを巡り終えた頃に、訪れていただきたい店があります。
12席のリストランテ、Ristorante ORA。

ご予約はこちらから

上質な食材も、スマートなサービスも、もう当然のもの。

物語のある一皿を、
お探しの方へ。

なぜその食材を選び、誰の手から届いたのか。

ORAは、皿の背景にある「人」と「想い」まで、お席にお届けします。
ご来店いただいた夜は、長くお客様の記憶に残り続けるはずです。

人の情熱のバトンをつなぐこと。それが、私たちの使命です。

Chef Ren Saeki

畑と港で、
コースは始まる。

黒い厨房に立つ30代前半の女性シェフ佐伯蓮のポートレート

朝5時、佐伯蓮は市場ではなく、能登・宇出津港の岸壁に立つ。水揚げを待つ漁師の手、海水を吸った木箱、まだ体温を残す鯛の目。その場で献立の輪郭が決まります。

夜明け前の漁港で防水服を着て漁師と鯛を選ぶ女性シェフ佐伯蓮

年間43日を産地で過ごし、契約農家12軒、漁港6カ所、チーズ工房3軒を、自分の足で回ります。電話で済む話を、畑の土の前でする。その年の天候や生産者の手応えを直接聞くことで、調理の温度や時間が変わります。

こうして集まる食材の多くは、流通には乗らない種類のものです。中央市場を経由していたら、出会えなかったはずの鯛。奥多摩の標高800m以上でしか採れない山菜。国内に3軒しかない酪農家の、山羊乳リコッタ。

ORAの皿に並ぶものの多くは、他の場所では再現されません。移動した距離と、見た景色でできています。

産地レポートと、シェフの手記を読む ─→
Course

季節は、皿の順番で届く。

春野菜と手打ちパスタを黒い皿に盛ったコース料理

[Spring Course]

春の章 ─ 芽吹きのテーブル

Dinner ¥28,000 / 全9皿 / 約3時間

奥多摩の山菜農家・小野寺さんと組む、3月下旬から5月上旬限定のコースです。その年の気温で初日が変わるため、毎年内容を組み直しています。

出てくる食材の多くは、市場に流通しません。山に入った日の話を、テーブルでお伝えします。

鮑と冷製パスタを黒い皿に盛った夏のコース料理

[Summer Course]

夏の章 ─ 潮のテーブル

Dinner ¥30,000 / 全10皿 / 約3時間

三浦の鮑漁師・石渡さんと、鎌倉の露地トマト農家から届く食材で組みます。6月中旬から8月末まで、海の温度に合わせて構成を変えています。

透明なトマト水、冷製カッペリーニ、朝に揚がった魚介。冷やして涼しくするのではなく、夏の素材本来の瑞々しさをそのままお出しします。

黒トリュフと肉料理を黒い皿に盛ったコース料理

[Autumn Course]

秋の章 ─ 火と土の記憶

Dinner ¥32,000 / 全10皿 / 約3時間

八ヶ岳の茸農家・清水さん、丹波篠山の罠師から届く鹿で組む、9月下旬から11月限定のコースです。

茸の水分量、薪の熱、熟成させた赤ワインソース。森に入って選んだ食材の表情を、そのまま皿でお伝えします。

冬の根菜と白身魚を黒い器に合わせたコース料理

[Winter Course]

冬の章 ─ 雪解けを待つ皿

Dinner ¥28,000 / 全9皿 / 約3時間

能登・宇出津港の白身魚と、雪下で甘みを増した蕪を中心に組みます。12月から2月まで、根菜と発酵の温度を見ながら内容を変えます。

寒い土地で育った食材の旨みを、温度差と香りで引き立てます。

全コースの皿構成・ペアリングを見る ─→

各コースの全皿リスト、ワインペアリング3種、アレルギー対応をご紹介します。

Voices

訪れた方の言葉

能登の朝の話を聞いた直後に、その鯛が出てきた。食材の説明ではなく、人の営みの延長として食事があった。こういう店を、ずっと探していた。

40代・経営者

派手な演出はない。けれど、畑の土、港の風、料理人の所作まで席に届く。チェーンの高級店では埋まらなかった部分に触れた。

50代・医師

コースが終わったあと、メニュー表を持ち帰りたくなった。誰が作り、どこから来て、なぜ今なのか。すべてに理由があった。

30代・編集者
Space

12席のカウンターと、
3卓のテーブル。

黒い石のカウンターと奥のテーブル、ワインセラーが続くRistorante ORAの店内

12席のカウンターと、奥に3卓。光は手元だけに落とし、会話の声量も自然と抑えられる、静かな空間です。

黒い石のカウンター、ワインセラーの影、厨房から届く火の音。料理人の動きが見える距離で、コースは進みます。

隣席との間隔は通常より広くとり、ご商談やお祝いの席として、静かにお過ごしいただけるよう設計しました。

Scenes

黒い卓に、季節が並ぶ。

黒い石のカウンターと低い灯りが並ぶRistorante ORAの店内
黒い皿に盛られた手打ちパスタと春の香草
皮目を焼いた白身魚と季節野菜の一皿
無花果とカカオのチュイルを合わせたデザート

追伸 ── お席にお招きする前に、
お伝えしたいことがあります。

私はかつて、東京の星付き店で働いていました。技術は確かに学べました。サービスの所作も身につきました。けれど、皿の前に立つたびに、ある違和感が消えなかった。「この食材を選んだ人の顔が、見えない。」

中央市場から届く、規格化された素材。それを華麗に仕上げるだけの料理人で終わりたくないと、33歳の春、能登の漁港に通い始めました。朝5時の岸壁で、漁師の手を見る。畑の土の前で、農家の言葉を聞く。電話で済む話を、足で運んで確かめる。

そうしてできあがる一皿は、作り手が歩いた距離と、見てきた景色そのものでもあります。ORAの席にお座りくださる方へは、食材の背景にある人の営みまで、お届けしたい。それだけが、私が料理人として歩む理由です。

── 佐伯 蓮

席数には限りがあります。

次の季節を、ご一緒に。

ディナー 18:00 / 20:30 の二部制で承ります。 ※お席の多くは、再訪のお客様とそのご紹介で埋まります。
はじめての方は、3ヶ月先までご予約を承っております。
FAQ

よくいただくご質問

お一人様でも利用できますか?
はい、カウンター席を中心に、お一人様でのご来店も歓迎しております。料理人と食材の関係を、より近い距離でお楽しみいただけます。
食物アレルギーには対応していただけますか?
ご予約時にお知らせいただければ、可能な限り対応いたします。コースの構成は産地と季節に依存するため、内容によってはご相談させてください。
予約のキャンセルは何日前まで可能ですか?
ご来店3日前まではキャンセル料をいただきません。前日は50%、当日は100%を頂戴しております。仕入れの性質上、ご理解いただけますと幸いです。
服装の指定はありますか?
厳格なドレスコードはございませんが、襟付きの服装でのご来店をおすすめしております。記念日やご商談の場としても、安心してお過ごしいただけます。
駐車場はありますか?
専用駐車場はございません。近隣のコインパーキング、またはタクシーでのご来店をおすすめしております。終日ご利用可能なパーキングのご案内も承ります。

不安が解消されましたら、お席のご予約へ。

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Information

店舗情報

店名
Ristorante ORA
住所
東京都港区西麻布3-00-00 B1F
営業時間
18:00 - 23:00
定休日
日曜・月曜
アクセス
東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩8分
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